学生研究活動支援プロジェクト.千葉工大からのスポンサー依頼

千葉工業大学「FCIT Racing Team」からの、
アルミパーツ加工スポンサー依頼

千葉工業大学・学生フォーミュラプロジェクト様より、
学生フォーミュラ大会に出場させるマシンの一部品(アルミパーツ)加工を、新規スポンサー支援と共にオファーをいただきました。

1.加工依頼品(アルミパーツ)の、制作過程

千葉工大レーシングチームからの図面が届いた。失礼ながら「学生にしては良く書けているな…」といった第一印象。よく勉強している。部品加工の依頼内容はフロントアップライト、リアアップライト、デフマウントの3種類。それぞれペアで、計6点となる。

図面と3Dデータの相違が生じたので、加工しやすい方向に提案もさせもらう。また各パーツの表面皮膜に関してもアルミ腐食を防ぐためと、綺麗に仕上げる必要もあるため、同様に加工方法の変更をお願いさせてもらった。

依頼されたアルミパーツの切削に取り掛かる。加工の難易度自体そんなに高いものでもないが、「はじめてのスポンサー支援で、実際に人が乗る車体の重要パーツを収める」というのもあって、普段以上に気をつけての作業だった。

最後に仕上がり具合の検査。アップライトパーツはタイヤを回す部分で、ベアリング勘合が上手くいくかが重要だ。図面の寸法通りに加工できているか、傷の見落としはないか等のダブルチェックを行う。

2.加工依頼品(アルミパーツ)の、納品風景

2017年7月18日、千葉工大レーシングチームの代表メンバー4名が仕上がったアルミパーツ(左からリアアップライト、フロントアップライト、デフマウント)を引き取りに、斉藤プレスに来社してくれました。さっそく現物を見てもらうと、喜びの声が上がるも、しばらく見つめたままの様子(笑)

学生フォーミュラ大会に登録する車両は毎年度、本体フレーム(プラットフォーム)に関しては新規製作がルールとなっている。千葉工業大学のマシンも今年は車両の運動性能向上を求めて、アルミ製の部品を取り入れることになり、地元企業の弊社にオファーしたとの経緯だった。

ちなみに今までは同じ部品(設計など)をどうしていたのか聞いてみると、基本は鉄素材を溶接した本体設計で、パーツに関しては旋盤といった中古機械を調達して、彼ら自ら削り出していたと。大学生ならではのフットワークというか熱意というのか、ある意味すごいと感じた…

話はテクニカルな内容にとどまらず、千葉工業大学レーシングチームの活動や学生生活といった雑談へと。そして彼らの今後の進路・モノづくりへの携わり方など、とても興味深い内容をディスカッションすることができた。ほとんどの卒業生は自動車関連の業界へ進むのだろうけど、工業大学の学生さん視点で、モノづくりに対する生の意見が聞けたことは、いい機会になった。

最後は部品を引き取りに来てくれた、千葉工業大学レーシングチームの代表メンバーと一緒に撮影。このあと彼らは、2017年9月に開催される全日本学生フォーミュラ大会出場の資格を得るため、まずは8月初旬に行われる模擬車検と試走会に向けて、急ピッチで車体の組み立てに取り掛かるそう。あと数週間しかないぞ、大丈夫なのか? 頑張れ!